今回の研究会は、分断化社会として日本にも貧困層が出現していることへの宗教者の取り組みはどうすればよいかというテーマでした。基調講演や討論会でいろいろとご示唆を頂きました。
東京の研究所時代にお世話になった日本史の大家・大隅和雄先生が、今年は研究会に欠席だったのでお会いできなかったのですが、大隅先生の弟子先生が弟さんのノーベル賞受賞の話をされ、私はおもわず「え!?」。苗字が同じことは気づいていましたが、ノーベル医学生理学賞を取られた大隅良典先生は弟だということを初めて知りました。13歳も離れているため、いつも本を買ってはかわいがっていたそうです。大隅家はもともと理系の研究家族なのに、長男の大隅和雄先生は文系学者に進まれたため、弟が理系に進んでくれたことを大変喜んだそうです。和雄先生は弟の受賞なので私は関係ないよ、とおっしゃられているそうですが、親戚にノーベル賞の人がいるなんて凄いですね(笑)。合掌