兼務寺極楽寺の所属する天台宗安楽律法流各寺院では、旧暦八月十五夜の日には、天台安楽律の秘儀「へちま加持」が厳修されます。へちまに加持をして、願主の悪病・悪因縁を封じ込める修行を行います。特に喘息の多大なご利益があるため江戸時代に流行し、法流をまたいで天台寺院はもとより他宗祈祷寺院にも広まりました。
安楽律法流の法流本山、比叡山安楽律院でも朝から夕方まで信者のために修されます。昨日はその掲示看板設置のため檀家さんと一緒に比叡山坂本に行き看板設置をしてきました。今年の十五夜は9月15日です。満月もきれいに出ると有難いですね。
極楽寺・金剛座寺でも、いつかへちま加持を厳修したいと思います。そのためにも、4月からへちまを育てなければなりません(笑)。
是非、皆様のご参拝・ご祈祷をお受けください。合掌