昨日3月7日金剛座寺において得度式が執行されました。
在家信者の根本昌寛君(28)が発願し得度を決意、戒師に滋賀県伊吹山寺住職吉田慈敬大僧正、臨監に、本山修験道法流より小鴨覚禅延暦寺副執行をお迎えし、10時より得度式を行いました。
天台座主猊下より賜った法名「智穏(ちおん)」が授与されました。師僧として心よりお祝い申し上げます。
戒師より「この貧しいお寺での得度をしたことを忘れないで欲しい、貧しい中での修行は大変だが、このお寺復興を通して修行をしている住職と共に精進してもらいたい。例え苦しくとも他人や大きなお寺の僧侶と比べず、常に自身の志を柱として修行してください」とお言葉をくださりました。自身も得度式をさせて頂くたび、自身の僧侶になった志を忘れてはいけないと心に刻みました。
智穏法嗣は4月から金剛座寺で半年間住み込み修行後、秋の比叡山行院で2ヶ月間の修行に入り、11月末に比叡山下山し正僧侶となる予定です。
今後いろいろと御世話になると思います。皆様のご支援をよろしくお願いします。
合掌